
2007年11月3日、朝7時に家を出た。
気温推定12℃くらいかな?さっきまで雨が降っていたらしく、路面は若干濡れている。
巻き上がる飛沫がズボンの裾を濡らし、気持ちが悪いッス。
とりあえず釣り堀に向かいました。
昨日、地震で漏水が激しくなった池の修理をしたので、どうなっているかとても心配です。それで、寄りたくはなかったけど、見に行きました。漏水箇所は直っておりました。修理のため落とした池の水も、満水になっていました。
ホッと胸をなで下ろし、いざツーリングに出発する釣り堀ツアラーであります。
本日の予定は、国道352号の枝折り峠から奥只見湖→尾瀬口→伊奈川を下り→国道252号→田子倉湖を周回して→入広瀬→小千谷→帰宅、であります。釣り場巡りをかねた紅葉見物でもあります。
途中、景観のよさげな所で止まり、コーヒー&お絵かきなどできればいいなあと思っておりますが、寒いっす。お腹の辺りから震えが上がってきます。上がった震えが首まで来ると又お腹に下がって行くのです。
寒さに震えながら堀之内で給油しました。これから先は、山の中に突入するので、燃料の補給はかかせません。
「大丈夫かい?オヤジ!これから標高1000m地帯を走らねばならないのに、堀之内あたりで震えてたんじゃ、死ぬよ」と、独り言。
帰ろかなマジで。と思っていたら、旧湯ノ谷村付近で、高速から降りてきたと思えるバイクが一台、私の前を走っています。彼、薄着です。下はジーパンのみ、上はジャケット。
「さむくネー?」しかも横浜ナンバーでもあります。このとき9時30分ですから、この時間に横浜から関越道で来るとしたら「君、何時に出たの?水上の辺りは氷点下(ちょっと大げさ)だったでしょ」。
アホがいました。釣り堀ツアラーもガンバろ。と妙なカラ元気を出すのであります。
枝折り峠への登りに差し掛かる頃、雲が切れ、日が差してきました。
少し寒さが和らぎ、景色を見る余裕が出てまいりました。
気がつくと辺り一面紅葉だらけです。赤や黄色や色鮮やかにであります。
しばし止まりコーヒータイムです。と言うよりタバコが吸いたくて仕方がありません。
ポットに詰めたコーヒーを啜り、タバコをチェーンスモーク、3本ばかり灰にしました。勿論、環境に配慮して、吸い殻のポイ捨てなどはしません。ちゃんと携帯灰皿に捨てました。
日だまりで休憩していると、かなり暖かくなります。風は上空にありそうです。時折、枯葉が舞い落ちて来ます。
さてと、いよいよ枝折り峠であります。釣り堀オヤジは銀山湖(奥只見湖)でよく釣りをするのですが、いつもシルバーライン(二輪車通行止め)を通っているので、初めて枝折り峠を体験します。
道は1.5車線~1車線の幅で、クネクネクネクネと登って行きます。バイクには面白いコーナーが連続です。少しスピードを上げて、コーナーを楽しみたいのですが、観光の車だらけです。軽乗用車がギツバタしてなかなか前に進んでくれません。強引に間をすり抜けたりはしません。←多少しましたけど…。譲ってくれた車もあったし…。いつの間にか先頭でした。
道の開けたところでは、越後駒ヶ岳がそびえています。蒼く輝くその姿は、秋の日をあびて近寄りがたい荘厳さです。
是非登ってみたいと感じます。三顧の礼ではないですが、三度目に訪れた時、登らしていただこうと思います。山頂を征服するなどと、釣り堀ツアラーごときが驕れるわけにはまいりません。丁重に、オシッコするにも遠慮して、登らねばならんと、登る体力もないクセに、思うのであります。
まあそれは先の話。
枝折り峠は多くの車で満杯でした。遠く日本海まで見えます(せん)という気がします。
スケッチブックを取り出して、お絵かきをいたそうと思うのですが、観光のオヤジがあからまに覗くのです。「あっしは人様にお見せできるような絵は描いてませんぜ」とそそくさとスケッチブックをしまいました。
観光客のいないところで描くのであります。
枝折り峠からは銀山平まで下りです。こちらも登りと一緒で、クネクネクネクネと続きます。クネクネクネクネ。クネクネクーネクネ。
石抱橋を渡ると銀山平です。
小説家、開高健記念碑には寄らずに、銀山平の駐車場で一服…かな?してられません。観光船乗り場は人で一杯、駐車場も一杯。
少し行ったところにある、奥只見山荘跡で、立ちション&お絵かきです。↓

秋の奥只見にこんなに大勢人がいるなんて、驚きです。
オヤジは釣りのシーズンしか訪れませんので、湖面には大勢いても、道や観光船やそこかしこに観光客がいるのは初めて見ました。驚愕の事実がここにある。なるほど、これでみんな喰っていけるんだ。納得!
さて、道は銀山湖に沿ってクネクネクネクネ。クネクネクーネクネ。高低差はないですがクネクネクーネクネ。です。相変わらず車でギツバタ、ギツバタ「お前らどこまでいくのじゃ」↓

時折バイクの一団とすれ違います。たいがい車列の先頭です。
「やつら、すり抜け、追い越しやってやがってる。俺もやっぞー」と試みるのです。初心者の釣り堀ツアラーにはちと怖い。だって道に川が流れてたり、枯葉が積もってたりしますので。滑ってコケたのでは、釣り堀臨時休業じゃ。わしゃかまわんがね。
只見川本流の橋(金泉橋)を渡ると、銀山湖からはおさらばです。
金泉橋から見る只見川本流は、水量が多く、ズドーンと流れています。水はジンクリア、大石がそこかしこにあって、いかにも釣れそうでありますが、釣り易くはないと思います。速い流れの筋が何本もあって、しっかり見極めないとフライを流すだけで終わりになりそう。「重いフライを強引に沈めてみるか」と思わずフライフィッシャーの視点で川を見る釣り堀ツアラーであります。
来年は是非やってみたい。フライフィッシャーの血が騒ぐのであります。「今日はこのぐらいで勘弁しといちゃる」と釣れないフライフィッシャーが使う慣用句をつぶやいて、橋を後にしました。
道は尾瀬の入口「御池」を超え、ようやく2車線になります。オレンジ色に色づいたカラ松が綺麗であります。
お昼を過ぎていますので、飯を喰いたいのです。檜枝岐のこのあたりは観光地なので、食堂はたくさんあるのですが、みんな「裁ちそば」という看板で、オヤジは冷えているので、暖かいラーメンが喰いたいのです。
ラーメン、ラーメンと探すのですが、ありません。
温泉の看板のあるドライブインがありました。ラーメンとも「そば」とも書いてないですが、大きな建物なので、味はどうであれ、あるでしょ「ラーメン」と思い入りました。
メニューは「ザル」、「天ザル」、「そば定食」以上。
もう一度、「ザル」、「天ザル」、「そば定食」以上。
ウッ、しかたあるまい。ザル大盛りを頼みました。
冷えた、よーく冷えたザル蕎麦が、大盛りであります。
蕎麦は細身でしっかりしています。
香りの高い美味い蕎麦でしたが、なんせ腹から冷えてしまいました。
温泉…、そうじゃ、温泉じゃ。
さいわい、ここは立ち寄り温泉が併設しています。
ヌクーっと暖まる釣り堀ツアラーでした。
ここからは早回しぃ。
バイク走行に慣れ、ちょっとばかり天狗さんになった釣り堀ツアラー。「驕れる者久しからず」田子倉湖沿線のスノーシューで、コーナーを回りきれず、対向のトラックにひかれる。スピード出し過ぎたのね。
となれば、今頃は病院なので、旅日誌は書けません。よもやというところで、回避でした。アブネー!もう少しで大勢の方々を喜ばすところだった。(私が死ぬと、君は喜ぶでしょ)
入広瀬の鏡が池で休憩、ケツがもげるように痛い(痔ではありません)。バイクのシートからケツをはがす時がつらい、気持ちいい。
堀之内のアブラッチャトット(だったかな?)で窯焼きピザをおみやげに購入し、帰宅する。帰宅時間17時。
ケツがしみるように痛てえ。
寒さで凍えた腕から肩がこわばるゥ。
釣り堀ツアラーお絵かき旅、以上で終了です。
10月に釣り堀ツアラーが棚田見物したときのお絵かきはこれだ。↓

・・・は「天空まで伸びる棚田に、人間の限りない欲望を感じた」ってか。大変な仕事をなさったものだ。
今週も放流じゃ。
でも釣れねえぞ。