
朝5時って、とりわけ早くはないけど、冬至を明日に控えた今日は、ぬくぬくしたフトンから1分でも早く出たくはないのです。
冬になると朝早く起きるのは辛い。寒いし、暗いし…、ぐずぐずしている内に、15分経ってしまい、これが限界と覚悟して、ニュルニュルとフトンから這い出る釣り堀オヤジであります。
今日は荒川でサケを釣るのであります。
それでいつもより少し、早起きをしたのです。
バイクで行きます。というのは冗談で、今回のサケ釣りツアーは車です。
釣り堀ツアラーと名乗るのであれば、バイクで行くでしょうよ。とお考えの貴方、「俺を殺す気かーッ!」風は強いし、アラレは降るし、凍えるほど寒し。
で、何度も言うけど荒川後期サケ釣りツアーは車で行きました。
集合時間は6時半であります。
せいぎり急いだつもりだったのですが、ちょっと遅れました。同行の「電脳やオヤジ」さん申し訳ありませんでした。
受付が6時半からなので、さぞや受付は混んでいるだろうと思いきや、電脳やと釣り堀オヤジしかいません。
本日は10月の荒川サケツアーに同行した「電気やオヤジ」は急用のため欠席なので、電脳やと私の2人です。本日のメンバーはこれだ↓

受付のオジさんに本日の釣り人数を聞いたら、本日は全体で4名だそうで…、ナニー?
私が申し込んだこの日は、釣り希望者定員オーバーで、私はいったんは抽選から漏れ、再度キャンセル待ちで当たったという経過があるので、少なくとも20名の釣り師がいるはずです。天候もこの時期にしては悪くないし…。
不都合な真実がここにもあった。今年を象徴する文字は「偽」だし、なにやらこうなるカラクリがあるに違いなく、来年申し込むとすれば、この辺りよーく考えた方が良い。
抽選に漏れても、漁協の考え方次第で、釣りが出来るのかもしれんし、なんか、自分の都合の良い日にいつでも釣りをしている人もいるような気配があるし、調べたいけど、聞きたいけど、漁協のおじさんにムッとされるのがいやで聞けなかったです。
ただ言えるのは、抽選に漏れても、サケ釣りを諦めるのは早いということでしょうか。
ともあれ、がらがらの荒川でサケ釣りであります。
私たちは漁協のおじさんに進められた最上流のポイントへ入りました。
直ぐ上流に、大きな堰堤があります。
水は昨晩の雨のせいか、笹濁りよりきつく濁っていますが、釣りにならないほどではありません。水量は雪代の頃の荒川を見てないので、なんとも言えませんが、「たいしたことないなあ」水も深くなさそうだし、流れの押しも魚野川にくらべれば全然少ないし。とはいっても、一つのポイントにしか入ってないので、何とも言えませんが、このポイントに関しては、そうでありました。
天候は晴天とは言えないにしても、雨は降らないし、時折日が差すで、この時期にしては奇跡とも言うべき天候です。
釣り堀オヤジが釣りを計画する日は、比較的晴れる日が多く、雨でも私の辺りばかり晴れるとか、そういった気象条件に関する運はいいのであります。但し、たいてい魚の活性は最悪で、釣るのに非常に苦労するのであります。本日はいかに?
私は12番のツーハンドにスペイラインを通し、タイプ6のシンクティップをセットした上、シンカー1/8ozを2ヶつけるのであります。
いきなりヒットしました。
突然なんの前触れもなくラインが走ったのであります。
12番のロッドでも止められない走りで、これまで他河川で釣ったサケより、数倍強い引きです。
長いランなので、走られても大丈夫ですが、止まりません。
やっとこ寄せてみたら、スレ掛かりでした。しかも見た目優に80㎝は超えています。走るはずであります。スレ掛かりなら、普通のサケでも強く走ります。こいつはスゲーでけえのであります。長さもありますが、のたうった時みせた体高は、私がいつも御世話になっている「塩引き鮭」の倍はあります。そしてとてもしぶとい。またも走り、上流へ登って行きます。上流は刺し網が入っているので、いかせるわけにはいきません。
どうせスレなので、ばれてもいいからと、強引に引っ張りました。簡単にばれてくれました。リーダーはマイナス2Xを使っているから切れません。フックが伸びて、ばれました。
スレ掛かりになったのは、沈めすぎのような気がしたので、ティップをインターミディエイトに交換し、再度流しました。
数投でまたフィッシュであります。
レインボーのようには早く走らないですが、ジリジリとラインが出て、回収できません。
重たい走りで下流へラインが出ていきます。流芯に入らないので、なんとかなりますが、入られたら取れないかもしれません。
そのうち自ら、上流へ遡上するような感じで上がってきてくれたので、ようやくラインが回収できました。今度は口付近に掛かって(口とは言いません)いるようです。
幾度か走られラインを回収しを繰り返し、ようやく引きずり上げたサケは、手尺で測って90㎝弱かな?って大きさでした。体高がとんでもなく高い雄のサケでありました。
但し、お腹がペッタンコです。産卵行動を終えたサケかもしれません。
あとで調べたら、やっぱり思いっ切り射精した後でした。
同行の「電脳やオヤジ」も相当な引きに苦労したあげく、雌のサケを釣りました。これも大きく、80㎝は優に超えております。が、残念なことに、産卵を終えており、お腹は明らかにペッタンコであります。これだ↓

荒川恐るべし。掛かるサケはみんなデッケーっす。
但し、みんなお腹ペッタンコ。
釣り堀オヤジと電脳やオヤジが一尾ずつ釣った後は、何故かアタリが遠のき、なかなか掛かりません。
その内、上流で刺し網を入れていた漁師さんが網を上げに来てたので、お話を聞いたら、今日は網に何も掛かっていなくて、サケの遡上もあらかた終わったようなお話でした。
さもありなんであります。私らが入っていたのは最上流部。
今日は幸にも釣り人は少ないので、朝一で静かな時間は釣れた、だが数尾のサケを掛けてさんざん騒ぐと、遡上して時間の経ったサケはスレているので、釣れなくなった。
おまけに刺し網にサケが掛からない今日は、新しいサケの遡上がない。と考えれば釣れなくなった理屈が通ります。であれば、少しでも新規な遡上が期待できる最下流部が良かったのかもしれません。
しかしもう日も高いので今さら動く気にはなれず、活性の少しでも高いサケは流芯近くにいるだろうと予想して、シンカーを重くしました。流芯近くで一気にフライを沈める作戦であります。
するとアタリが戻って参りました。
ドツーンとアタリます。
やっぱり大きいです。フレッシュを期待したのでありますが、上がってきたのはナントー!ゾンビでありました。

なんでゾンビが流芯近くにいるの?なんで一丁前な引きをするの?と思うのでありますが、おったのです。引くのです。カビだらけの哀れなサケがヌボーっとあがりました。
それでもと思い、再度やりましたが、再びゾンビ。「電脳や」もゾンビ。
一気にやる気がなくなり終了であります。
もう一週間早ければ、楽しい釣りができただろうなあと、贅沢なことを申すわけです。
とりあえず、良さそうな2匹を持ち帰り、塩引きを作製します。
お腹ペッタンコなので、ドーでしょう?喰えないかもしれません。ですが、命を弄びに行った訳じゃないので、楽しんだ後はちゃんと始末をつける責任が釣り人にはあります。
丁重に塩を引きました。この年末に釣り堀で干す予定であります。時間だけは掛けるのですが、味はプロが作るそれにはとてもかないません。妙なクセがいつも残ります。どうしでしょうか?サケが違うのかな?今度村上で塩引き鮭の作り方を本格的に習ってみようと思うのでもあります。
年末年始は元旦が午後よりの営業になります。
放流は毎日お客様のお顔を見ながらやります。
銘酒「岩魚の宿」及び薩摩芋焼酎プレゼント企画は、29日よりやります。
週間予報を見ていると、年末年始はとんでもない荒天になりそうです。で31日からは本格的冬型なので、臨時休業の恐れがあります。となれば出来るうちにプレゼントしちまえというわけであります。