世の中には凄い人がいる。
凄い仕事をしている人がいる。
国連難民高等弁務官として、アフリカで難民の救援に当たっている高嶋由美子さん。
この人は凄い。

家を失い、あらゆる財産どころか、夫や子供まで失って、逃げてきた人の叫びを受け止めるのですぞ。
それは、本当に魂が発する叫びでありましょう。
それをただ受け止める。
スゲーッス。
この人38歳ですよ。

アフリカの国はそれぞれ独立していますけど、それはヨーロッパの連中が勝手に直線を引いただけの国境線で、本当は部族国家なんです。
部族が国なんです。
その部族同士が争うんです。
同じ国の中で、部族がそれぞれ争うのです。
殺し合うと、憎しみだけが残るそうです。憎みあう者どうしが殺し合いをすると、本当に凄惨な殺し合いになるそうです。
ある地域では住民が皆殺し、それも残酷なやりかたで皆殺しにされたりしています。

そういった憎しみに凝り固まった人達の叫びに共感し、受容したらどうなるだろう。生きるエネルギーが全部吸い取られるような気がするだろうなあ。
自殺したくなるんじゃない。
オヤジには高等弁務官が何で、どんな仕事をやってるかわからんけど、NHKのテレビを見ていたら、本当に彼らの話を聞いている。一人一人。
大変だろうねえ。聞いて心地よい話じゃないからね。凄惨なホラー映画のような話を聞くんだ。オヤジだったら心が完全に折れる。一日と務まらないと思う。

そういう仕事を天職にした女性がおられることに驚きを覚えますね。
この女性は魂の強い方だねえ。
こういう方の魂は、きっと沢山の修行をされてきたんだろうねえ。
わたしゃ、この方のお話を聞きたいわ。どんな本読んでるの?どんなことに興味があるの?
どのように休日を過ごす。いろいろ聞いてみたいわ。お話をしてみたい。

アフリカでは内戦で大勢の方が亡くなっているけど、日本ではここ数年、毎年3万人を超える自殺者が出ているらしい。
アフリカで殺される人より多かったりしてね。
どこにいても、生きるのって大変なんだわ。
生きているといろんな課題が次から次へとやってくるからねえ。
淡々とこなせればいいけど、時折逃げたくなるねえ。でも逃げると同じような課題が、今度は形を変えて出てくる。
生きている限り逃げられないので、死んじゃうのかなあ。
でも死んで終わりじゃないかもしれないよ。
この世で残した課題は、必ずまたどこかでやらなきゃならないんじゃない。

生きているって、どんな人生であっても、大変だねえ。
それはどんなに惨めでみっともなくても、尊敬に値するのかもしれないね。いや、惨めな境遇で生きていることこそ、すごく素敵なことかもしれないねえ。
挫折して打ちひしがれて、2度と起きあがれない、頑張る気力さえも起こらない人生であっても、淡々と生きることができれば素晴らしいのかなあ。わたしゃ宗教者じゃないからわからんです。

今日もお客様の来ない閑散とした釣り堀の管理人をするオヤジであります。
行く先不安ではありますが、どうにかなるでしょ。

今週も放流計画はありません。
しかし、ポツポツとは釣れております。
ではお待ちしております。

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