6月も下旬であります。水温は日増しに上がっております。今のところ、パスタイムの魚は好調で、よく釣れてくれます。
でありますが、下の池は、少し心配な兆候が現れております。今週から下の池には、秘技を使いたいと考えております。
不都合をおかけする場合があるかもしれませんが、ご容赦下さいませ。

さて、日本中がサッカーで沸いております。
不肖、釣堀家は、コロンビア戦の結果を、ぼっこぼっこにやられて負けると予想しました。
なぜ、そのような予測をしたかと申しますれば、弱いくせに、果敢にリスクを負って攻めるだろうと思ったからです。
この予測の根拠は、練習試合のパラグアイに、ハラ具合を悪くせずに、攻めて勝てたからです。
これでは、監督が固く守ろうと戦術を提案しても、選手は、監督の提案に耳を傾けるわけがございません。結果、攻めて墓穴を掘り、ぼっこぼっこにやられるだろうと予測した次第です。

ところが、結果は、ご存知の通りでした。

これまでの我が国は、バックラインの裏を簡単に抜かれておりました。ところが、開始早々コロンビアが10人になったとはいえ、フィジカルに勝るコロンビアの攻撃陣が、易々とバックラインの裏を駆け抜けるといった、絶体絶命な場面は、釣堀家の記憶にはありませんでした。
逆に、我が国が、相手の裏を突く攻撃が、随所に見られました。しかし、悲しいかな、決定力が不足して、点が入らなかっただけでした。

次戦のセネガル戦。
セネガルとポーランド戦を見た限り、セネガルの速さは、コロンビアを上回る、異次元なスピードに感じられました。
釣堀家は、密かに、セネガルだけには、勝てまセネガルと、思っておったのであります。
ところが、バックラインは頑張りました。特に、酒井宏樹と、昌子は、守備の要と評価されるべき活躍でした。
ガチの互角で戦った試合は、結果も互角でした。しかし、我が国に決定力があれば、ひっくり返せた試合だっただろうと、残念でなりません。

さて、問題のポーランド戦です。
これまでの試合通りに、堅守速攻で望むのなら、引き分けにはできるだろうと、釣堀家ごときは予測します。
しかし、相手に先制点を取られたら難しくなるだろうと思います。いかに、先に点を取るかが問題です。先制点さえ取れれば、ポーランドのメンタルは瓦解するでしょう。そうなれば、比較的に楽に勝てる試合になると思います。
いずれにしても、今夜は勝負です。日本代表、侍を標榜するのなら、結果を示せと言いたい。

と、サッカーで盛り上がっている最中、釣堀家は、とある釣り場へ逝ってまいりました。
後輩が、ニンフのフライフィッシングを教えてくれと願うので、昼飯を奢れとの条件で引き受けた次第であります。
逝った川は、成魚放流の川です。しかも、キャッチ&リリースで、持ち帰りはできません。ですから、魚はスレてはいても、豊富にいるはずです。従って、釣堀家風、ニンフの釣りなら、比較的容易に釣らせてあげられると、コロンビアが我が国を舐めきっていたように、簡単に考えておりました。
ところが、どのポイントを探っても、魚はおりません。
キャッチ&リリースじゃねえのかい? 放流したんじゃねえのかい?
釣堀家は、不審に思いながら、釣り上がるのであります。魚がいると思っているので、細かなポイントも丁寧に探りました。
丁寧に釣り上がりましたので、僅かな距離に時間を掛けました。しかし、探れども探れども、反応はありません。
魚がいねえんじゃねえか。
釣堀家が疑念を抱いた頃には、釣り場の終わりの堰堤が見えました。堰堤の少し下流には山荘があって、山荘を訪れたお客が、ちょくちょくと、川を覗きに顔を出します。
すると、途端に反応がでました。
釣堀家が後輩の釣った後を探ると、25センチほどのイワナがニンフを咥えてくれました。続けて、尺を超すイワナも釣れたのであります。
釣堀家は、急いで後輩の傍に寄りました。後輩の背後から、悪徳コーチ屋に変身です。ああせい、こうせいとコーチした結果、後輩は、40センチは越えるだろうイワナを、ようやくフッキングできたのであります。
しかし、数秒のファイトの後、無念にもバラしたのであります。
どじな後輩を励ましつつ、次のポイントでは、良型のヤマメを、お釣りいただくことができました。
この後、後輩が入れ掛かりになったのは、言うまでもありません。



それにしても、この川、キャッチ&リリースの建前にも拘わらず、魚は、抜かれておりますな。
でなければ、人の目がある箇所に至って、急に魚が釣れだすって現象の説明がつきません。
魚を持ち帰る連中は、人のいない区間については、フライロッドやルアーロッドを餌竿に持ち替え、釣った魚をいずれかにキープしている。
人目のある区間では、餌竿をザックに隠して、リリースをするアングラーの振りをしていたに違いないと推察できます。
証拠がないから、怒れません。しかし、このまま、密漁を続ければ、漁協は放流を止めます。となれば、魚のいない、閑散とした川になります。
密漁をする方は、自分だけが釣れればよい。このように、お考えなのでしょうけど、いずれは、貴方も釣れなくなるのです。
キャッチ&リリースの釣り場ならば、きちんと、ルールを守りましょうよ、釣り師の皆様。
併せて、パスタイムのお持ち帰り制限も、お守り下さい。守れないお客様には、次回から、受付拒否をするかもしれません。