心配された台風が過ぎて、めっきり、涼しくなりました。
気温の低下と共に、水温も下がり、魚は元気になったかと思えば、さにあらず。下の池に限ってですが、魚は、少し調子を崩しております。
実は、涼しくなったので、池への注水を変えたのです。しかしそれが、下の池の魚に気に入らなかった様子でした。注水方法は、元に戻したので、一週間ほどで回復すると思います。
とはいえ、下の池は、釣れ難い状況には違いありません。加えて、この週末は三連休です。なので、放流をと考えておりますが、天気予報によれば、三連休は、雨の予報です。
雨では、弱小の釣り堀を訪問されるお客様は、極、少のうございます。放流しても赤字に違いないので、迷うところでございます。
迷いに迷った結果、土曜の昼過ぎに、放流を決意いたしましたぞ。雨で、釣り辛いとは思いますが、久しぶりの放流でございます。様子見がてら、いらして下さい。お待ちしております。

さて、話を変えます。
いつもながら、ここから先は、釣りとは関係のない話です。つまらないので、飛ばしていただいて、一向に構いません。
さて、話とは、北海道の停電であります。
北海道の停電は、一部を除いて復旧した様子でありますが、ニュースで聞けば、20パーセントの節電を要求されているようです。
また、ニュースでは、1つの火力発電所で、北海道内の55パーセントの電力を、まかなっていたのだそうです。
北海道の地図を本州に重ねますと、南東北から名古屋辺りまで、すっぽりと重なるのであります。
この広大な面積の北海道の電力を、ほぼ、1つの発電所がまかなっていたという現実になります。

北海道の電力をまかなう発電所のある地域が、激震に見舞われたら、北海道の電力は、ひとたまりもないであろう事実は、場末の釣堀家ごときの頭でも想像できます。
釣堀家ごときでも、北海道の電力事情は危ないと容易に予測できます。なのでありますから、当事者の北海道電力さんは、もっと、危機感を持っていただろうと、これも、容易に推測できます。
ではなぜ、1つの火力で、全電力の、55パーセントをまかなわせる発電を継続していたのか?
市井の釣堀家が想像するに、泊に原子力発電所があるから、新しい火力を建設できなかったのだと、考えております。
だって、北海道の泊原発は、加圧水型です。事故を起こした福島とは、冷却の形式が違います。泊原発は、時の総理の菅直人が、ヒステリーを起こして、停止を命令するまで、通常通り発電をしていたのです。
通常通りに発電されていた原発だから、安全審査も早く済むに違いない。釣堀家が電力会社なら、かように考えます。
しかし、世論の反発を恐れた原子力規制委員会は、安全審査の結論を、容易に出しませんでした。なので、新しい火力発電所の建設は、見合わせざるを得なかった。結果、1つの火力発電所に頼り、災害時に対応ができなかったのだと思われます。

北海道電力のみならず、我が国の殆どの原子力発電所は、再稼働が認められておりません。
否、再稼働などと表現すると、いかにも、先の大地震で止まったような印象を抱きます。
我が国の原子力発電所は、東北の大震災の後も、運転を続けておりました。それを、時の総理大臣が、女みたいなヒステリーを起こして、無理矢理に止めたのであります。
福島の事故後、停止を要求すれば、次に発電を再開する行為は、非常に難しくなる。容易に想像できるだろうに、時の菅直人は、それでも、停止を命令した。その結果、全国の原子力発電所は、電力会社の、お荷物になっておるのです。

原子力がいらぬと判断するのなら、国は、そのように決断すればよいのです。そうすれば、電力会社も、原子力発電所の、無用な安全対策に金を掛けずに済みます。今ある原発はそのままで放っておいて、遠慮なく、必要な火力発電所を建設できます。
しかし、政治家は決断しません。
もし、原子力発電所はいらぬと決断して、その後、石油の輸入に齟齬が生じた場合(容易にありうる)、原発がいらぬと決断した政治家は、後生に悪名を残す結果になるからです。

では、国の中枢から遠くて、なおかつ、安全な加圧水型を採用していた、泊原子力発電所の稼働を容認するかと言えば、それもできない。
原発を容認するような発言をすれば、庶民の味方だと自称しているマスコミが、一斉に、反対論を公表するからです。
その論に、大衆は、容易に賛同します。やれ、安全安心などと要求し、要求する割には、どこまでが安全安心なのかの基準を示さぬから、青天井に金が掛かる始末になります。
かくして我々は、知らず知らずに、バカ高い電気料を請求されておるのです。

もし、無用な安全対策などせずに原発を運転していれば、釣堀家の払う電気料は、月に、5000円は節約できるはずです。また、釣堀家は、再エネ賦課金を月に3000円、払っているので、加えれば、8000円の節約ができます。

君は、節約と言うけれど、再び、原発事故があったらどうするのだ?

原発事故? 福島の教訓があるのだから、同じような原因で事故を起こしたら、先進国とは言えません。だから、次に事故があるとしたら、どれだけ先の話になるか、分からぬのです。
いつになるか分からぬリスクに備えて、月々、8000円も余計に負担させられる。一年にすれば、約10万円ですぜ。10年負担すれば、安い車が買えます。
貧乏人の釣堀家にとっては、分からぬ先の原発事故のリスク負担よりも、どうせ払うのなら、あると予測されている、東南海の地震対策に負担するほうが、何倍もましでありす。