先週も、連続の台風に見舞われたパスタイムでございました。
強風で防草シートは飛ぶは、舞い上がった葉っぱで池は埋まるは、葉っぱが詰まって水が止まるはで、台風では、難儀をさせられました。
難儀は、それだけでは止まりませんでした。釣り堀ハウス裏山の立木が、強風で折れて、どうした塩梅か、根元のほうからハウスに寄りかかっておったのであります。
その立木は、一人で退けるには重すぎました。しかし、釣堀家はやりましたぞ。たった一人で退かしたのであります。
それもこれも、商売だからです。欲があるからです。銭のためなら、少々の難儀は厭いません。
と、台風の通過を乗り切ったパスタイムでありました。
台風一過の連休最終日は、釣堀家の予想以上のお客様から、いらしていただきました。
しかし、台風でお客様が少ないと予測しておりましたので、放流はしておりません。なので、さぞや釣れなかっただろうと、推察します。対して、釣堀家は、まるまる、儲けたわけであります。グフフー。
などと、悪い笑みを浮かべておりますと、いよいよ、見限られかねません。でありますので、今週は、日曜日に放流します。
弱小の釣り堀は、先週に儲けた分を、今週には吐き出さねばならぬのです。これでは、いつまで経っても、弱小のままであります。釣堀家は、トホホーと、肩を竦めるのであります。

弱小の釣り堀は、商売の性質上、決して儲かりません。釣堀家は儲けてなくとも、世の中には、ごっつ、儲けている方がおられますな。
なんでも、ある日本人は、一般人初の、月旅行をされるのだとか。しかも、恋人の、ごうつく ばりめ(仮称)まで、同行するのだとか。
月旅行のお値段は、噂によると、750億以上になるそうです。しかし、実現を確約された話ではありません。て、話は、750億の金を、ドブに捨てる羽目になるかもしれぬのです。
な、な750億もの金を、ドブに捨てられるって、どれだけ金をお持ちなのでしょうか? 釣堀家には想像もつきません。

月旅行を買った日本人は、金持ちだろうけれど、世の中には、もっと凄い金持ちもおるのであります。
ネットで調べてみると、世界で最も裕福な8人が、世界人口の半分が持つ資産と、同等の資産を持っているのだとか。
天は、人の上に人を造らず、人の下に人を造らずと、福沢諭吉は仰せになりました。ところが、実際は、世界人口の半分よりも資産を持つ、とんでもない大金持ちがおるのでありました。
この現実を見るに、福沢諭吉は間違っている。と、場末の釣堀家は思うのであります。
とはいえ、世界で最も裕福な8人が、世界人口の半分が持つ資産と、同等の資産を持つとは、なんとも、不公平な世の中です。
福沢諭吉の言う天があるのなら、釣堀家は、天に問いたい。世界で最も裕福な8人とは、いったい、どのような貢献を、地球や人類にされたのですかと。
貧乏人の僻みかもしれませんが、彼らは何らの貢献もしていないと思うのです。彼らのした行為は、合法的な搾取だけであります。

言い切ってしもうた。

数パーセントの富裕層が、世界の殆どの富を手にしている。そのような巨額の富を手にしたところで、手にした方は、使いきれないのであります。
なので、月旅行や、弾けもしないだろうに、バイオリンのストラディバリウスの購入に、数億もの金を捨てるのであります。
そんな金があったら、弱小の釣り堀に投資してくれ。いや、釣堀家にくれ。
↑バッカモーン。金が欲しけりゃ、働け、額に汗して、稼げよ。←世界の数パーセントの富裕層より。
額にどれだけ汗を掻いても、真っ当に働くだけでは、日銭、1万円が精一杯ですぜ、旦那。おらたち貧乏人は、生きるためだけに、掻きたくもない汗を、毎日、だらだらと掻かされているんですぜ。

貧乏人は、どれだけ働いても、富裕層にはなれません。釣堀家が思うに、富裕層になるには、圧倒的な運が必要なはずです。
例えば、生家が大金持ちだったとか、あるいは、した事業が、たまたま時流に合致したとかです。
勿論、運だけではなく、ご本人の努力もあったでしょう。人に言えぬ、苦労もしたはずです。しかし、人のする努力です。他の倍の努力はできるだろうけれど、3倍の努力はできぬはずです。
場末の釣堀家は断言しますぞ。
世界の数パーセントの富裕層は、圧倒的に運がよかっただけなのです。

キリスト様は、「富める者が神の国に入る有様は、駱駝が針の穴を通るよりも難しい」と、仰せになったそうです。
世界から集めた富は、本来は、正当に分配されねばならぬと思うのです。その分配をどのようにするかは、神さまから運を頂いた富裕層に任されております。
しかし富裕層の方は、富を分配せずに、月旅行に使うと仰せになる。とすると富裕層の方は、キリストさんの仰った、富める者が神の国に入る有様は、駱駝が針の穴を通るよりも難しいを、身をもって体験する結果になると、断言せざるを得ません。
では、神の国に入れない者は、どこへ行くのか? それは、地獄しかないじゃ、ありませんか。
↑いいや、神などは存在しない。
はい、ご指摘の通り、神は、おらぬかもしれません。とすれば、神の国も、地獄もありません。
とは申せ、使い切れないほどの富を集めて、充足感はあるのでしょうか? 
銭はなくとも、先だって子供を救った、スーパーボランティアの爺ちゃんのほうが、よほど、人生を使い切った充足感がありそうだと思う者は、場末の釣堀家だけでありましょうか?
と思う場末の釣堀家は、妬みの心で申しておるのであります。