今週初めは、春本番を思わせるような2月の釣り堀でした。半ばになり、雨になったかと思ったら、冬に戻りました。てか、2月ですから、場末の釣り堀界隈は、通常は冬でございます。
この週末は、もしかすると、除雪を覚悟しなければならぬ雪が降る可能性があります。でありますから、放流は手配できません。
という言い訳のもとに、今週末の放流はありません。
お前、さ、三連休だぞ。
重々承知ではあります。しかし、天候不順で、お客様がおりません。という状況を何度か経験しますと、三連休とはいえども、軽々に放流はできないのであります。
釣れぬとは承知しております。ですが魚はおります。回るやつか棒を使えば釣れますので、ご勘弁くださいませ。

話は変わります。
日本の株価は、いよいよ、天井を突き破る勢いになってまいりました。
どうせ、一過性だろう。
釣堀家は、そうは思いません。
今度の株価の上昇は、バブル以降の最高値を抜いて、もしかしたら、倍くらいの値段になるのではと期待しております。
その根拠は、電気自動車の限界が見えて、各国でEVからガソリン車への回帰が始まっているからです。

電気自動車は、CO2を出さぬともてはやされました。
しかし、電気を充電しなければなりません。その電気を作る手段で、CO2を排出します。さらに、バッテリーを製造する過程でも、多量の電気が必要です。こういった観点からすれば、EVは、必ずしもエコではありません。
さらにバッテリーの問題があります。
現在の科学では、「電子とは何者か」という電子の振る舞いの解明ができておりません。その解明ができぬ限り、日常で使用できるバッテリーはできないだろうと、釣堀家は考えております。
現に、EV化に国を挙げて推進した北欧では、使えぬEVに痺れを切らして、トヨタのハイブリット車がバカ売れしているそうです。

EV車の問題点は、構造が簡易で誰でも製造できる点であります。誰でも作れる品物は、支那が大得意とする分野です。
世界中がEVシフトをしたとすれば、いずれは支那の一人勝ちになるでしょう。ドイツ車もテスラも駆逐されて、支那のゾロゾロメーカーの車ばかりが走る世の中になっていただろうと予測できます。
幸いな塩梅に、日本の自動車メーカーが駆逐される前に、EVは頓挫しました。
ですからこれからは、我が国が得意の高効率なガソリンエンジン車が、当面はバカ売れするはずです。

さらに、日本経済に追い風があります。
日本人の給料が、世界に比べて安いという現実であります。
訪日した外国人は、こぞってユニクロで買い物をするそうです。しかし、ユニクロは海外に多くの販売店を持っているはずです。
なぜ、日本国内のユニクロで買い物をするのか? それは海外のユニクロ支店よりも、日本国内のほうが、圧倒的に安いからだそうです。
我が国は海外と比べて、人件費や地代や維持管理費が安いから、海外の支店よりも安く販売できるのだろうと、釣堀家は予測するのであります。
この現象は、ユニクロだけではないはずです。他の製造業でも、同じ現象があるはずであります。
てことは、価格競争でも日本製品は有利です。
高性能な日本製品が安く買えるとなれば、海外で売れぬわけがございません。
今はその認識が薄いでしょう。しかし、あと数年したら、飛ぶように日本製品やサービスが売れるでしょう。
そうなれば、場末の釣り堀も大流行です。その時は、釣堀家はベンツなどに乗っているかもしれません。
尤も、それまで釣り堀が維持できればの話ですけどね。