3月も終わります。今年の3月は寒うございました。結構、積雪もあったし……。
3月は雪でしたが、それまでの積雪が少なかったので、彼岸を過ぎた今は、積雪はほとんどなくなりました。
小雪の年であった事実は確かでありますが、除雪の出動回数としては、例年と同じじゃないかと思う次第です。
今年の冬は寒暖の差が激しすぎました。寒くて雪は積もる期間があるのですが、暖かくなると常識外の気温まで上がるので、例年並みに雪は積もったとしても、すっかり溶けて、積雪量は平年以下になったのだろうと考察する次第です。
4月初旬は、暖かくなる、てか、暑くなるサイクルが巡るようです。遅れていた桜の開花も、秒読みだそうです。
なんていうかねぇ、暑くなるまで気温は上がらなくてもよいと思います。その分、3月の初旬に回してくれれば、皆さん快適に釣りができただろうに。
月並みですけれど、かような感想を抱く釣堀家でございます。
先週書きました通り、今週末は事情がありまして放流はできません。
魚はたんとおります。しかしスレておりますから、釣り人の数によっては、難しい釣りを強いられるでしょう。
難しい状況も釣りであります。魚釣りには山あり谷あり、いつも山だけでは成長しません。
場末の釣り堀は、皆様の成長のために、敢えて、放流をせぬのであります。

話は変わります。
今週、当初から釣堀家は激震に震えました。
と申しますわけは、アルビレックス新潟のSBの新井選手が、電撃移籍する話を知ったからであります。
移籍先は、物クレッチェ広島であります。
なんでも欲しがるなよ、かんじんめ。という心の言葉はおいといて、守備、大丈夫かと、心配するのであります。
新井選手は、左右のサイドバックと、昨年は、ボランチでも活躍しました。なんなら、手薄のセンターバックもできる選手です。
もし、デン選手やマイケル選手がなんらかのトラブルで欠場した場合、新井選手がいるからなんとかなるかもと、いらぬ皮算用をしていた釣堀家であります。
それが、「選手クレよん」といったかどうか、クレッチェめが強奪しよった。

坊主憎けりゃ袈裟まで憎いという諺があります。
クレッチェ憎けりゃ新井も憎いです。
なんだよ、天辺を目指すんじゃなかったんかい。しかも、副キャプテンじゃねえか。
ここに至って銭で釣られるって事実は、所詮、裏日本のクラブにタイトルは獲れないと見限ったからであろうと邪推されても、言い訳はできまいて。

思わず心の声が洩れました。
選手には、他では測れぬ、それなりの考えがあったのでしょう。
もし、年俸を倍にすると提示されて、断れる選手はどれだけおりますでしょうか? 新潟出身の渡辺選手だって移籍しました。ましてや新井選手は、トウキョ生まれです。高額な年俸を提示されて、断る理由はなかろうと思うのであります。

金が全てとは言いません。
他クラブから高額の提示があったであろう、小島選手、藤原選手、デン選手などは残留してくれました。
クラブやアルビファンは、こういった選手の心意気に応えねばならんと思うのです。
不肖、釣堀家。及ばずながらも応援します。応援だけではありませんぞ、観戦したりグッズを買ったりと、少しばかりの銭も使うつもりです。
幸い、新加入の長谷川選手、小野選手をはじめ、長倉選手、太田選手、小見選手など、攻撃陣は充実を見ております。
守備陣だって、デン選手を中心として、藤原選手、堀米選手、マイケル選手に早川選手、長谷川巧選手もおりますし、新人のSBもおります。
そもそも、わが軍の守備は、前線からの守備だから、バックラインの選手に頼る守備ではありません。
全員が集中しさえすれば、新井選手などおらぬでも、守り切れますわい。

いらんいらん、ものクレッチェにくれてやる。
と、弱小の釣堀家が強がったところで、なんの力にもなりません。フロントさんお願い、補強を検討してください。