3月になって、結構な積雪に見舞われている場末の釣り堀でございます。
3月の積雪で記憶にあります年は、中越地震のあった冬でございます。この年は、彼岸の入り頃に、めっちゃ文句を吐きながら除雪をした覚えがあります。
ともあれ3月になれば、冬の先は知れております。積もった雪は、いくらもせずに溶けるでしょう。
と言い訳をして、除雪に手を抜く釣堀家でございます。
この週末も、弱小の釣り堀界隈は、雪の予報であります。雪が降りますと、場末の釣り堀を訪れるお客様は、これまでの実績から予測しますと、ZEROかもしれません。
養魚の値段がうなぎ登りの昨今、下手な放流をしますと大惨事になります。でありますので、今週末も放流はありません。

話は変わります。
しかしアルビレックス新潟、ガンモに勝てねえなぁ、たかが、モドキなのにね。
吐きたい文句は多々あります。ですが、外野がほざいたところで、アルビレックス新潟が次戦に勝てるわけではありません。
場末の釣堀家ごときは、頑張ってくれと、陰ながら応援の念を送るだけです。
頑張れ新潟。

さらに話を変えます。
日経平均、初の4万円台に突入しました。
テレビの話を聞いておりますと、過熱しすぎだから警戒するべきだと警鐘を鳴らす方もおられます。
過熱ねぇ。そうかもしれませんが、我が国の株価は、バブル以来、30年も上がっておらぬのです。
異常な状況ですよね。
4万円を超えて、やっと、正常な株価になったのだと考えるほうが正解ではないかと、場末の釣堀家は考察します。

株価が上がるであろう理由は他にもあります。
コロナ騒ぎ以降、我が国の人件費は、先進諸外国と比べ、べらぼうに安くなっております。
我が国の労働者は、海外に比べれば大人しい性格です。お隣などは、待遇向上のためのストライキを辞しません。フランスやアメリカも然りです。
ところが我が国では、給料を上げろと叫ぶストライキは、ついぞ、聞いた覚えがありません。いいか悪いかはおいといて、会社側にすれば、これほど扱いやすい労働者はおりません。
さらに日本人は、会社のためならば、というか、職場にいるチームのためなら、早出や残業も厭いません。
しかも、タダでする者もいるのだから、会社にとってたまりません。
かく言う理由により、これから海外からの投資が盛んになるであろうと思われます。金が我が国に集まるのだから、株価が上がらぬ理由がないのであります。

さらにEVの欠点が、それも、致命的な欠点が世界に認識され始めました。
我が国は、なぜか、EVにシフトを切りませんでした。おそらく、政治の鈍重さが招いた幸いなのだろうけれど、我が国の自動車産業は、ハイブリットを主とした車を生産してきました。
EVが使えないのだと知った世界は、EVを見限り、ハイブリッドなどのトヨタにシフトしております。
車の製造は、裾野の広い産業です。車関係が好調になれば、かなりの産業で好景気が生まれます。
ただし、設備投資をすればという前提の基にであります。

これまで我が国の産業は、旧態依然とした設備で製造をしてまいりました。また、旧態通りの事業に終始し、新しい業務へのチャレンジをせずに30年を過ごしてきました。
株価が上がった今、会社は資金調達がし易くなったはずです。容易に資金が調達できるのなら、これまで我慢して使っていた古い機械を新しくできます。新しい機械を入れられれば、生産性が向上して、さらに売り上げが増えます。
そもそも企業は、好不況にかかわらず、設備投資をしなくてはならんのです。それを怠ったのだから、30年も給料が上がらない現状をもたらしたのであります。
株価の高騰は、設備投資に結び付くのだから、さらに、景気は上向くはずです。景気が上がれば、さらに株価は上がります。
景気の循環が上手く回れば、皆さんの給与も、ドンドン上がるだろうと予測できます。

給与といえば現在は、年間、数万円のアップがあれば、御の字ってところでしょうか。ちなみにバブル期は、年収が100万単位で伸びた企業もありました。
これから景気が上向けば、こんどこそ、労働市場が逼迫するはずです。どんな労働者でも構わないから人手が欲しい状況まで加熱すれば、給与はグングン上がるでしょう。
あと5年もしないうちになるはずです。そうなれば、場末の釣り堀も、釣り代をドンドン上げられます。
ちなみに、来月から一日券だけ、500円、値上げさせていただきます。どさくさに紛れて言うたった。